男のズルさを詠う

さよならを言わない君へ


中途半端にしてフェードアウト。
たちが悪い。

いつだってそう。
君のためって。
本当は
何よりも自分のためなんじゃない?

そんなんだったら、いっそのこと
優しさを持って振ってよ。
潔く。

どこか可能性を残そうとするから
あなたはズルイ。

そんなに居心地の良い場所なら
もっと大切にしてくれたっていい。

さよならを言わない君へ。

いつまでも、帰ってこれると
思うのはやめて。

私はそんなに大人じゃない。

私だって生きていて
感情があって
いつでも笑っているわけじゃない。

こうなって初めて
君のズルさにハッとする。

残酷な結末。