抜け殻
今ごろあなたは、
温かいご飯でも
笑顔に包まれながら
食べているのかしら。
今ごろあなたは、
何食わぬ顔で
父親の顔をして
天使たちに包まれているのかしら。
そうして、罪を償うように
やけにサービスをして
失った時間を無意識に取り戻そうとする。
初めからずっと、
今までもずっと、
自分の居場所があったように
自分自身の地位を馴染ませていく。
今頃あなたは、
みんなの近況報告なんかを聞きながら
遅れないように
置いて行かれないように
手探りながらも 器用に 自然に。
私にそうしているように
また、なんでも知っているような顔をする。
あなたがそんな時間を過ごせば過ごすほど
私は抜け殻に
なっていくことは知らずに。

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